士業がホームページと広告にかける平均的な費用は扱う業務によっても大きくことなるため一律に「みなさん○○円を広告費にかけています」ということは言えません。
ただ,この広告費についてのご質問はお客様から非常に多くいただくため参考程度に一般的な業務の広告費をご案内していきたいと思います。(一般的な業務とは弁護士業務のうち金融や税務といったやや特殊なものではなく,ネット上で集客しやすい業務を指しています)
1 リスティング広告の広告費
弁護士や司法書士のリスティング広告の広告費は事務所の地域,規模,ホームページに掲載している業務の数などによって大きな開きがあり,「一律で○○円です」と申し上げることができません。
リスティング広告に限らず顧客獲得コストは1件あたりの受任金額(顧客単価)の5~15%が適切と言われており,またこれくらいの金額をかけている方が多いです。
注意が必要な事として受任単価が比較的高額になるような業務であっても,必ずしもリスティング広告が割高になるかというとそうではありません。
受任単価が割高でリスティング広告の費用を抑えることができる業務を中心に広告宣伝することが重要です。
2 バナー広告
インターネットでバナー広告というとYahoo!などの大手ポータルサイトのトップページにあるようなものを一番最初に思い浮かべる方も多いことかと思います。
Yahoo!などの大手ポータルサイトのバナー広告は見ている人の数も多い分,広告費も非常に高額になり費用対効果はよくないケースがほとんどです。
(Yahoo!などのバナー広告が悪いと言っているわけではなく士業の広告になじまないことが多いのが現状です)
ただ,バナー広告といっても大手ポータルサイトだけではありません。
自治体のホームページなどにもバナー広告を出すことができるようになり,最近は多くの企業をはじめ,弁護士などの士業も積極的に広告を掲載しています。
費用は月額約5000円~約10万円程度と非常に差があります。
また,バナー広告を出すときに忘れがちなのが,バナー広告に使用する画像やFLASHの制作料金です。
サムライラボでホームページをお作り頂いた弁護士,司法書士などの士業の方で月額管理パックをご利用の方は追加費用不要で制作できることがあります。(高度な技術を要するものや複雑な仕様を要求される場合は有償対応となることがあります)
その他のネット広告につきましては随時紹介していきます。