集客できるHPの原稿を作りやすくし
アクセスが増やせる原稿を
短時間で執筆するための「構成案」
ホームページを作成するうえで欠かせないものの一つに「原稿」があります。
弁護士,法律事務所,司法書士等の士業のホームページは一般的に難解な用語が用いられがちですが,解りやすく記載すること以外にも様々な工夫をする必要があります。
弁護士等の士業が集客を意識してホームページを作成する際,私どもでは様々な視点から調査や検証を行い原稿のもととなる「構成案」をご提案します。お客様はこの構成案に基づいて原稿を作成して頂くことになります。
関連サービス:元弁護士によるホームページの原稿作成サービス
この構成案を作成するときは以下のような点に注意して作成しています。
一定の検索数が見込めるキーワードが含まれる原稿になること
ホームページを制作するときは,SEO対策やリスティング広告など,ホームページ公開後の動線を検討する必要があります。
せっかくホームページを作成しても誰にも見られない,アクセスが少ないというのでは作る意味がありません。
そこで,少しでもアクセスを増やすためにインターネット上で少しでも多くのユーザーに検索されているキーワードを優先的に使用できるような構成にしています。
たとえば,債務整理とひとつのカテゴリにしても,自己破産,任意整理,個人再生など細分化したカテゴリに分けることができます。
この細分化したカテゴリの中でも特に検索数が多いものからページを割きSEO対策と集客を意識して構成を作成します。
ホームページ制作や集客のご相談をいただいた際に,特に集客に力を入れたい業務分野をお聞きし,お申し込みを頂いた後に,上記のような「検索数」を詳細にお調べし,地域の特性やターゲットの属性などを踏まえて構成案をご提案しています。
このホームページの構成案をご提示する際,個別にSEO対策に必要な文字数や特に力を入れるべきキーワードなどもあわせてアドバイスさせて頂いています。
ライバルが多くても集客が見込めるコンテンツとニッチな分野に絞ります
ホームページ制作をする際,「アクセスを増やすこと」も重要ですが,ページ数に余裕がある場合は,「アクセスが少なくても受任に繋がりやすい分野」も同時に検討します。
例えば,皆様もご存じの通り,”過払バブル”がありました。
このとき,多くの弁護士や司法書士が一斉にホームページに力をいれ,SEO対策にも力をいれ,リスティング広告にも力をいれるという非常に競争が激化したことも記憶に新しいかと思います。
この過払バブルのとき,後発の事務所でもストレートに”過払金請求”という方向で集客している事務所が多く,受任件数が減少し請求件数自体が下火になったころになると過払金請求が浸透し本人訴訟も目立ち始めました。
そこで,あえて”過払金請求”のクライアント獲得を目指すだけでなく,”本人訴訟の訴訟係属中に受任”という戦略も同時にとることにしました。
なぜこのような戦略をとったかというと,この方法はライバルが力を入れておらず,一定の需要があったためです。
自分で訴訟を提起したものの,被告から予期しない答弁書や準備書面が出され困り果てた後,訴訟係属中に受任してくれる弁護士や司法書士を探しているであろうキーワードで検索していたり,攻撃防御について検索しているユーザーが多かったのです。
興味深かったことの一つに準備書面があります。
過払金請求というキーワードでSEO対策での上位を目指すのも現実的でないほどライバルが増え,入札方式のリスティング広告もクリック単価が高騰しました。
しかし,準備書面関連のキーワードはライバルの弁護士や司法書士は誰一人力を入れていなかったのです。
そこで,私どもはこの”準備書面を訴訟係属中でも作成する”という趣旨のコンテンツを設けたところ,驚くほど効果があったのです。(士業の性質や特性を鑑みて司法書士のHPに同コンテンツを設けました。弁護士の方は別の方法で戦略を立てましたが,現在でもその手法は用いているため手法の公開は差し控えさせて頂きます)
このようにライバルが多い業務でもやり方によってまだまだ受任件数を増加させることは可能なのです。
したがって,お客様には”こんな業務で集客をしたい”ということをどんどんご相談頂きたいと思います。
このサービスのまとめ
弁護士,法律事務所,司法書士等の士業のホームページを作るときは”原稿”の元になる”構成案”が非常に重要です。
単に事務所案内程度のホームページを公開するのであれば,それなりのことをそれなりに公開すれば足りると思いますが,ホームページから集客をしようと思うと,検索者数が多いコンテンツを入れなくてはなりません。
また,ライバルが多い業務分野を扱う場合はある程度の検索者数があるのにも関わらずライバルが力を入れていないキーワードを探すなどして現実的で効果的な構成を作成する必要があります。