弁護士や法律事務所のホームページ制作,司法書士事務所のホームページ制作をする段階で,必ず事務所名かサイト名を決める必要があります。
これは,制作した事務所のホームページを閲覧したユーザーが識別できるようにする意味もありますが,検索エンジンにも認識させなくてはいけないためです。
サイト名や事務所名があれば,既存クライアントなどから紹介をしてもらえるときなどに,容易に検索してもらえますが,検索エンジンが識別できる事務所名やサイト名がなければ,現実的に検索することができず,紹介が無駄になってしまいますね。
このように,ユーザーや検索エンジンが識別できるサイト名や事務所名にすることはとても重要なのです。
以前のコラムで少し触れましたが,佐藤や加藤のように,日本に多くある名字を使用して「佐藤法律事務所」のような事務所名をつけてしまうと,ユーザーが探しにくくなってしまいますね。
試しに,日弁連のホームページの弁護士検索で名字のところに”佐藤”と入力して検索してみたところ,今日(2016/09/30)現在で433名の弁護士が登録されていました。
もし仮に,全ての佐藤さんが,”佐藤法律事務所”という名称をつけてホームページを制作した場合,探してもらうのがとても大変です。
これは極端な例であり得ないことですが,実際に同じような現象が起こっている名称も存在します。
それでは,どのような名称が好ましいのでしょうか?
昔ながらの”法律事務所名”や”司法書士事務所名”を好む方も多いので意見は分かれるところですが,マーケティングのことを考えると,以下のような事務所名が好ましいです。
・地名が入っていること
・業務名が入っていること
・同じような事務所名が他にないこと
大きく分けると上記の3つです。
既に事務所名が確定しているような場合はやむを得ませんが,これから独立する方や法人化する方は事務所名を考えるチャンスだと思いますので,是非参考にしてみてくださいね。
既に独立開業している方で事務所名が決まっているような場合も,特定の業務に特化したホームページを制作する予定があれば,事務所名は変えられなくても,サイト名を有利にすることはできると思います。
せっかく,弁護士や法律事務所のホームページ制作,司法書士事務所のホームページ制作をするのなら少しでも有利にしたいですね。
これから開業される弁護士や司法書士の方,特化型サイトの制作を考えている方はお気軽にご相談下さい。