弁護士・法律事務所のリスティング広告(PPC)の今後(その2)

前回の記事に続き,今回は「②法律事務所 弁護士・司法書士等の士業の方をはじめ,一般の方がPPCを運用することが今まで以上に難しくなる可能性がある 」という部分について案内したいと思います。

弁護士・法律事務所・司法書士ホームページのリスティング広告の注意点法律事務所,弁護士,司法書士,税理士等の士業がホームページを制作し公開した後に真っ先に思いつく課題は”アクセス数の増加”だと思います。

法律事務所や弁護士などのホームページのアクセス数を増やす方法はいくつもありますが,検索エンジンからの動線であればSEO対策の次にメジャーな方法ともいえるのがリスティング広告(PPC)ではないでしょうか。

このリスティング広告は大手検索エンジンのGoogleとYahoo!を利用してホームページを宣伝しアクセスアップを図るのが定番ですが,Googleが提供するリスティング広告のアドワーズの仕様が変わってきています。(詳細は前回の記事をご覧下さい)

この仕様変更にともなって,法律事務所や弁護士,司法書士などの士業の方が制作したホームページでリスティング広告を出すときに注意すべき点がいくつかあります

法律事務所や弁護士,司法書士等のホームページでPPCの運用をする際に
注意すべき点として,
 ・ 広告枠の上位4つを競合事務所と奪い合う現象になるため,クリック単価が割高になる。
 ・ 広告枠の上位に表示させるためには,広告品質を今まで以上に注意する必要が出てくる。
 ・ 平均掲載順位,クリック単価,クリック数,表示回数,クリック率は特に注意が必要。

上記の3つの注意点を意識しながら法律事務所や弁護士,司法書士等の士業の方がリスティング広告を運用するのは非常に難しいと思われます。

なぜなら,”お金を出せば良い”というものでもなく,”小手先のテクニックだけで良い”という簡単なものではないからです。

私どもは弁護士や法律事務所,司法書士等のホームページ制作のみならず,リスティング広告を非常に多く運用しており,実際に日々リスティング広告運用代行のお問い合せを頂いています。
ただ,面白いことに,お問い合せを頂いた方からヒアリングを行なうと,”お金だけでなんとかしよう”という方や”テクニックだけでなんとかしよう”という方が非常に目立ちます。

お金を出せば良いという感覚の方の”覚悟”は非常に良いと思います。
広告費はお客さんを獲得するための投資だと言えますので,中途半端に広告費をかけてしまうとマイナスになることさえあります。
しかし,しっかり運用するだけで,クリック単価が大きく下がり月間の広告費も安くできるのです。
その安くなった分の予算でさらにアクセスを増やすことができ,コンバージョンを増加させることにつながります。
広告という”投資”をする覚悟は出来ているのに技術的なテクニックや運用経験が欠如しているだけなのにもったいないと思います。
このパターンの方は私どもをはじめ運用経験の豊富なプロに相談すべきだと思います。

他方,テクニックだけで良いと考えている方は少し怖いと思います。
広告費だけを下げようとすると,確保出来たはずのアクセスも確保出来なくなってしまいますので,結果的に”集客”という機会の損失が大きくなると思います。
冷静に数字を見つめることで理解出来ると思いますので,このパターンの方についてのコメントは割愛したいと思います。

長くなってしまいましたが,今後リスティング広告の運用は益々技術や経験が必要になることが間違いありません。
詳細はまた別の機会に譲るとして,リスティング広告の運用は”ホームページを制作出来る業者”が圧倒的に有利です。

私どもは弁護士や法律事務所,司法書士,行政書士,税理士,社会保険労務士等の士業のホームページ制作の実績や経験も豊富なだけでなく,リスティング運用も非常に多いので是非お気軽にご相談下さい。きっと「目から鱗」と言っていただけると思います。もちろん,相談に費用は不要です。

次回は「 ③ 素人の方がPPCを運用し,うまく運用できない結果,諦めてPPCを撤退する可能性がある。この場合,今回の変更は非常に有利になる可能性がある。 」をご案内いたします。




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