弁護士,法律事務所,司法書士等が利用しているPPCの多くはYahoo!プロモーションとGoogleアドワーズかと思います。
本日はGoogleアドワーズを利用している弁護士,法律事務所,司法書士等の士業の方に非常に重要なお知らせがあります。
また,これからホームページを制作しようしている法律事務所 弁護士,司法書士等の士業の方や既にホームページを運営している方も参考になると思いますので是非参考にしてみてください。
この記事のポイントは
PPCの運用,広告費の視点では
① 法律事務所 弁護士・司法書士等が扱う業務のうち,人気の業務(交通事故,男女問題(不貞,離婚等),相続,労働,企業法務等)は広告費が高騰する可能性がある
② 法律事務所 弁護士・司法書士等の士業の方をはじめ,一般の方がPPCを運用することが今まで以上に難しくなる可能性がある
③ 素人の方がPPCを運用し,うまく運用できない結果,諦めてPPCを撤退する可能性がある。この場合,今回の変更は非常に有利になる可能性がある。
④ 広告費を有効に使うために,ランディングページ(LP)や特化型サイト導入する法律事務所 弁護士・司法書士等の士業事務所が増加する可能性が高い
ホームページやランディングページ(LP)の視点では
① 今まで以上にSEOに力を入れる人が増加する可能性が高い
② 今まで以上にホームページやLPへの動線の確保を意識する必要がある
● PPCの運用・広告費の視点
「①法律事務所 弁護士・司法書士等が扱う業務のうち,人気の業務(交通事故,男女問題(不貞,離婚等),相続,労働,企業法務,債務整理等)は広告費が高騰する可能性がある」という点について
法律事務所 弁護士のホームページであれば,交通事故,男女問題,相続,債務整理,司法書士業務では登記,債務整理,相続が特に競争が激しくなることが予想されます。
商圏の人口規模,法律事務所の数,弁護士の人口,司法書士の人口など地域性もあるため,一概には言えませんが,地域によっては,広告が殆ど表示されなくなる可能性があり,その結果多くの事務所が広告を表示させようとして上限クリック単価などをあげて広告費が高騰する可能性があります。
広告費が高騰すると,業務によっては費用対効果悪くなりGoogleアドワーズから撤退する弁護士や法律事務所等の士業が増えることが容易に推測できますが,他方,潤沢に広告資金がある事務所にとっては非常に好都合になるでしょう。
しかし,実際には,潤沢に広告資金があるような,弁護士 法律事務所,司法書士事務所は多くはないでしょうから,PPCの運用方法やリンク先URLを工夫し広告費を抑える必要が出てきます。
この点については裏技的なテクニックがあり案内をすると長くなるため他のポイントとともに複数回に分けて案内していきたいと思いますので,是非ご期待下さい。
ところで,今回のGoogleの仕様変更はYahoo!ニュースにも掲載されており,多くの弁護士の方からお問い合せを頂いております。
現在ホームページ制作を検討中の弁護士,法律事務所の方,既にホームページを運用されている弁護士,法律事務所の方など色々な方がいらっしゃいますが,リスティング広告(PPC)を利用して動線を確保している以上,コストがかかっているので,ホームページの改善も迅速に行なっていく必要があろうかと思います。
弁護士等の士業の方が集客のために立ち上げる(立ち上げた)ホームページは今まで以上に制作手法,運営手法などが重要になってきますので,士業の集客,ホームページ制作の経験が豊富なサムライラボにご相談下さいませ。
余談ですが,私どものお客様で債務整理や交通事故案件の競争が比較的激しい地域で年間300件の受任件数を獲得した法律事務所が複数あります。
SEOやPPCの競争が激しいからと言って集客が出来ないわけではありませんので諦めずにまずはご相談下さい。
では次回は「② 法律事務所 弁護士・司法書士等の士業の方をはじめ,一般の方がPPCを運用することが今まで以上に難しくなる可能性がある」(2016年2月29日追加済)をご案内したいと思います。