弁護士や司法書士の方がホームページを制作する際に、よくご質問いただくことに「1ページあたりの適切な文字数」があります。
私たちが弁護士や司法書士のホームページを作成する際は、キーワードのバランスなども考慮していますので一律に●●文字が良いです!というのをお伝えするのは難しいのが現状です。
ただ、1つ確かなことは「最近は文字数が多いほど上位に表示されやすい」傾向にあることは間違いありません。
一般民事の定番業務のうち比較的ビッグキーワードで1位〜10位までと91位〜100位に表示されていたホームページの文字数をカウントしてみました。
上位に表示されているホームページの文字数
上位1位〜10位に表示されているホームページの文字数は下記の通りでした。
1位 | 6938文字 |
2位 | 6929文字 |
3位 | 1736文字 |
4位 | 13512文字 |
5位 | 4603文字 |
6位 | 5663文字 |
7位 | 1521文字 |
8位 | 2136文字 |
9位 | 9410文字 |
10位 | 11277文字 |
上記をご覧いただくとお解りいただけますが、3位や7位に表示されていた法律事務所のホームページは文字数が少なかったため、理由を調べてみました。
3位に表示されているホームページは、ドメインが他のホームページよりも圧倒的に古くSEOがしっかりと行われていました。
7位に表示されてたホームページはホームページを公開してまだ間もなく、Googleハネムーンと呼ばれる現象で上位に出ている可能性が高いことが解りました。7位のホームページはおそらく一時的に上位に表示されていますが、しばらくすると本来の順位で落ち着くかと思います。
上位表示されている弁護士や司法書士ホームページの文字数は多い
1位〜10位に表示されている弁護士や司法書士のホームページの平均文字数は6372.5文字と文字数が多いことが解ると思います。
みなさんも何か気になるキーワードで一度検索してみてくださいね。上位表示サイトはきっと文字数が多いサイトが多いことがお解りになると思います。
文字数が少ないと上位表示は難しいの?!
上位に表示されているホームページの文字数が多いと、文字数が少ないと上位表示は難しいのか、という疑問が湧くと思います。
文字数は多いに超したことはないようにも見えなくもないですが、これは競合の多寡やキーワードの競争が激しいかなどにもよります。
今回検証したキーワードは非常に競争率が高いもの(リスティングでもクリック単価が2000円を超えるもの)を選びましたが、実際はこんな競争率が高いキーワードでSEOをしていくのは現実的ではありませんし、実際に集客にはつながらない可能性が多分にあるものです。
SEOやリスティングを利用する場合は、集客しやすいキーワードを選ぶべきですが、これは扱う業務、競合の数などによってことなりますので、必ずしも文字数が多くないといけないというわけではありません。
実際に、単に文字数が多いだけのサイトよりも、文字数が少なくても上質なコンテンツでSEOをしっかり行えば上位に表示される可能性はグンと高まります。
実際に1ページあたり500文字程度しかないホームページであっても、一定の条件さえ満たせば10位以内には表示させることが充分に可能なのです。
したがって、文字数は多い方が良いものの、必ずしも多ければ良いというものでもない、ということを覚えておいてくださいね。
おまけ
上位に表示されていたホームページの文字数は上記に書きましたが、91位〜100位のホームページの文字数も書いておきます。
91位 | 2081文字 |
92位 | 629文字 |
93位 | 820文字 |
94位 | 925文字 |
95位 | 1790文字 |
96位 | 8411文字 |
97位 | 1518文字 |
98位 | 2020文字 |
99位 | 769文字 |
100位 | 1993文字 |
平均文字数2095.6文字
コメントを残す