梅雨真っ最中ということもあり湿度が高い日が続いていますが、皆さんの会社内の湿度はどれくらいですか?
私たちのオフィスでは無人の時間に最高80%まで湿度が上昇していることが判明し今回慌てて対処しました。実はオフィスに人がいてエアコンがついているときでさえ70%前後まで湿度があがることがあったためこの80%という数字をみたときも正直あまり驚きませんでした。
ところで労働安全衛生法には事務所衛生基準規則というルールが設けられており、このルールによると湿度が40〜70%に収まるように企業に努力義務を課していることをご存知ですか?
そうです。私のオフィスはこのルールの上限である70%を時々超えてしまっていたのです・・
しかも、私たちのオフィスにはパソコンやファイルサーバー、ネットワーク機器、広告で使用する写真や動画を撮影する機材などが沢山ありますので故障を避けるためにも湿度を下げることが急務でした。
(もちろん撮影機材は防湿庫に保管しています)
この状況を乗り越えるためにやったことを「効果が無かった方法」と「効果があった方法」に分けて紹介したいと思います。
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効果が無かった方法
ネットで色々調べていると、換気、除湿冷房、サーキュレーターなど色々な方法が紹介されていますが、いずれも目に見えるような効果はありませんでした。
除湿冷房以外は湿度が1〜2%変わりましたが誤差の範囲で体感的には全く意味がありませんでした。
除湿冷房に関して言えば5〜8%程度は下がりましたがそれでも快適とは言えない湿度のままでした。
色々試しましたが結局除湿機を置いた方が早くて確実なのではないかと思い始めて会社の近くの家電量販店で除湿機2台を購入しました。
色々考えた結果三菱電機の「MJ-P180VX」を購入
家電量販店には数十台の除湿機がありましたが消去法的にこの機種になりました。
MJ-P180VXを選んだ理由1:除湿性能が高かったこと
某価格比較サイトの人気ランキングに掲載されている除湿機の多くは1日の除湿能力が8L前後のものが多いなか、この機種は除湿能力が1日18Lという2倍以上の除湿能力でした。
この能力があれば単純に除湿ができるのではないかと期待しました。
MJ-P180VXを選んだ理由2:連続運転ができること
除湿機には水が溜まるタンクが内蔵されていますが、このタンクの容量が小さいと水を捨てる頻度が高くなります。そして、水が一杯になると除湿機の運転が自動で停止になるものがほとんどです。
そうすると、このタンクが小さいと無人の際に連続で運転できないことになりますが、今回は「無人の際も連続運転できる除湿機」を探していましたので殆どが候補から外れました。
この点、MJ-P180VXでは排水ホースをつなげることができるため、排水ホースからバルコニー等へ流すことで連続運転ができるのです。
意外と選んだ理由はシンプル
この機種を選んだ理由は上記の2つです。この2つを満たす機種は他にはありませんでした。
実際に除湿機を運転させてみて感じたこと
上の本体写真のディスプレイ部分にも表示されていますが、59%くらいまで湿度が下がりました。
湿度計を置く場所によって湿度は変わりますが79〜80%と表示された湿度計でも55〜60%程度まで下がっていました。(スクショを撮るのを忘れてしまいました)
除湿機の性能を知るためにエアコンを付けずに測定しましたが、除湿機を運転させて約1時間半ほどで上記のような湿度になりましたので十分だと思いました。
除湿機は2台で10万円以上かかりましたがもっと早く買っておけばよかったと感じています(笑)
やっとこれで快適というか一般的な湿度の中で仕事ができるようなりそうです。
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