前回は「ホームページ制作を業者に依頼or自分で制作」を書きましたが,今回はSEO対策について書きたいと思います。
SEO対策を業者に任せるか自分で任せるかを考える前にまず基本的なことをご説明したいと思いますが,長くなってしまうので2回に分けて公開したいと思います。
SEOの基礎の基礎
SEO対策には大きく分けて「内部対策」と「外部対策」の二つがあります。
よくいただくご相談に「業者にSEOを依頼したけど上位に表示されない」というものがあり,詳しい内容を聞いてみると,内部対策しか行っていなかったというケースが非常に多いです。
また,外部対策を行っている場合でも,非常に古い手法を用いているようなケースや書籍などに書いてある基本的なことしか行っていないようなケースも多い印象をうけます。
この記事をご覧いただいている方はきっと初歩的なことを知りたいという方が多いと推測しますので,誤解を恐れずに簡単に説明します。
「内部対策」とは検索エンジンに認識されやすい様にホームページの構成,テキストやリンクの量,コンテンツの調整などをホームページサイドで行うものが中心となります。
この内部対策には,書籍に記載してある基本的な内容を施策するだけで上位にでることはまずありません。
(ライバルが少なく,他にヒットするようなホームページがないような場合は別ですが,弁護士や司法書士等の士業ではまずありえません。)
「外部対策」とは検索エンジンに高い評価をしてもらうために,自サイト以外のホームページからリンクを貼ってもらったりすることが中心となります。
リンク=自サイトへの投票行為ととらえることで上位に表示させるサイトのランク付けを行っています。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが,リンクを増やす方法はまめに知人に依頼するという方法もありますが,一気に購入したり,小規模な検索エンジンに大量に登録する方法もあります。
しかし,このようなリンク(被リンク)は不正行為とみなされ最悪の場合,ペナルティをうけてしまい検索エンジンに表示されなくなってしまいます。
不正を防止するためGoogleなどの検索エンジンは常に監視したりアルゴリズムをアップデートすることで,不正を徹底して排除しています。
あくまでもナチュラルリンク(自然なリンク)にこだわっているのです。
業者にSEOを依頼する場合と自分でSEOを行う場合の比較
せっかくSEO対策を行うのであれば,上位表示の確率を少しでもあげたいと考えるのが自然だと思います。
特に弁護士,法律事務所,司法書士,税理士等の士業は士業人口が増加傾向にあるため競合が多く,今後もその競合が増加することは明かです。
弁護士や法律事務所のホームページも士業人口におよそ比例して増加しているためSEOを行うということは他の事務所に勝たなくてはいけないことになります。
さて,本題ですが,業者と自分でSEOを行ったときの大きな違いは
・業者にもよりますが圧倒的に情報量が多い
・リンクを増やすノウハウを持っている
・有利なリンクサイトなどを把握している
などは個人でSEOを行うよりも圧倒的に有利な点といえるでしょう。
他方,自分でSEOを行った場合は
・コストが割安で済む(反面成果も乏しいですが・・)
また,特に検討しなくてはいけない点は,同じSEOを行っている業者でも弁護士,法律事務所,司法書士,税理士等の士業の業界に詳しくないと,上位表示をしても集客には結びつきません。
余談ですが,明らかに集客に結びつかないようなキーワードを高額な費用で受注しているような業者も存在しています。
(おそらく悪意はないのでしょうが,情報量が少なすぎるためにこのような現象が起こっていると考えられます)
私どもでは,弁護士,法律事務所,司法書士,税理士,社労士,行政書士等の士業のホームページ制作はもちろんリスティング広告やSEOの運用面まで関与していることで”受任につながりやすいキーワード”を把握しており,情報も豊富です。
また,私どもでは検証用ホームページを140以上保有しており日々研究しています。
SEOはキーワードの選定も重要になりますので士業の業務に理解のある業者を選定することが重要です。
また,私どもはSEOの成功率も極めて高く,他社から乗り換えて頂いた方をベースに数字をあげると,ニッチな分野の業務でもホームページ全体のアクセスが倍以上になっています。(単にSEOだけではなくプロモーション全体をお任せいただいた例ですと150倍以上のアクセス増加に成功した事例もあります。)
何度も同じ事を記載して申し訳ありませんが自身でSEOを行うよりも専門業者のほうが費用対効果は高いと断言できます。
それでは次回更新をご期待下さい。