弁護士や法律事務所のホームページは公開した後も改善を必要とすることがあり,何度かにわたって”改善事例”をお伝えしてきましたが,今回はSEOのキーワードの改善をお知らせしたいと思います。
今回はSEOキーワードの改善について書いていますが,リスティング広告にも同じ事がいえると思いますので適宜読み替えてご覧下さいませ。
まず,前提の知識として,弁護士や法律事務所のホームページにおいて,集客しやすいキーワードとそうでないキーワード,高報酬単価になりやすいキーワードなどキーワードごとに特徴があります。
そして,この1~2年の間は,検索者が入力するキーワードにある動向が見られました。
それは,「検索キーワード専門化」です。
昔は,”弁護士 ●●市 離婚”などというシンプルな検索者が多かったのですが,最近は法律用語と掛け合わせて検索するユーザーが増加傾向にあります。
最初は入力している検索キーワードがあまりにも専門的で同業者が入力していると勘違いしたほどですが,ある日を境に急激に増えた気がしています。
例えば,交通事故であれば,明らかに裁判基準のことを検索していたり,
離婚後の面会交流では間接強制のことを検索しているなど,非常に専門的なキーワードで検索されているのです。
理由は様々でしょうけども,情報を容易に入手できるようになったり,法律がテーマのテレビドラマが放映されたり,芸能人などの法的問題が報道されたりなど色々な理由があると思われます。
しかし,この検索者の動向は確実に変化しており,しかも,専門的なキーワードのほうが受任率が高くなっています。
(よほど緊急度が高い業務は今まで通りのキーワードでも受任しています)
アクセス数や検索キーワードが今までと大きく変わり,受任件数が減少した弁護士,法律事務所が散見される時期が過去にありSEO対策を行なうキーワードやリスティングに重点を置くキーワードを変更(キーワードの専門化)する改善を行なったところ,受任件数が回復したことがあります。
詳細はノウハウにあたるためここでは書くことはできませんが,重点を置くキーワードを変更することで受任件数が変わることもあるということを是非覚えておいて下さいね。
余談ですが,私は合格する見込のない司法試験の勉強をしていた経験があるので法律用語くらいの理解はできますし,最新の用語も調べることが出来ますので専門的なキーワードでのSEOも可能です(笑)