弁護士や司法書士のホームページ制作で大変だと感じることについて書いてみたいと思います。
ホームページは様々な工程を経ながら制作をすすめていきますが,弁護士や司法書士ホームページ制作で特に大変だと感じることがあります。
それは,ホームページをマーケティングに活用しようとしたときに必要になるリサーチです。
単にホームページを作成するだけであればリサーチは必要ありませんが,集客のためにホームページを制作しようとすると,各種調査が絶対に必要になります。
ホームページを作成するだけであれば,お客様のご要望をヒアリングしてすぐに着手し,一般的な規模のホームページであれば,2~3週間もあれば作成することができます。
しかし,集客にホームページを活用しようとした場合,上記の調査が必要になるため,この調査に2~3週間程度を要することが多いのです。
ホームページ制作だけの時とくらべると,倍の期間が必要になるのです。
この期間で以下の様なことを,お調べしています。
・検索者数と検索キーワードの調査
・推定広告費
・競合事務所の多寡,競合事務所の推定広告費
・人口規模など
・オフライン広告の費用対効果
などです。
(ほかにもいくつか調査項目がありますが,ノウハウにあたるため割愛させて頂きたいと思います)
何が大変かというと,時間がかかるのは必要なことですのでやむを得ませんが,この調査段階で,市区町村の合併や検索エンジンの仕様変更があると,更に調査や検証の時間がかかったりするので大変になってきます。
今年に入ってから,Googleの仕様が度々変更されて,そのたびに振り回されてきましたが,今年も残すところ2ヶ月をきりましたので今年は予想外の仕様変更をやめてもらいたいです(笑)
(2つほど予想される仕様変更はありますが,こちらはすでに全てのお客様のホームページに適用できるよう準備ができております。)
特に今年の9月に実施されたGoogleのアップデートは非常に大規模なもので,現時点でも順位が安定していないホームページもあるほどです。
もちろん,この”予想外”の仕様変更はどこの業者にとっても予想外となることが多いため,情報量や技術力の腕の見せ所でもあるためとてもやりがいはあります。
ただ,この仕様変更への対処は裏方である私たちが処理をしているため気付いてもらえないことが多いわけですが・・(笑)
余談ですが,アメブロなどのブログサービスを利用したことのある方だとお分かり頂けると思いますが,管理画面の動作が非常にもっさりしていると思います。
私たちが制作するホームページの管理画面はこのようなことがないよう,日々チューニングしています。
このような点も皆さんが当たり前になっているので気付いてもらえません(笑)
今後も気付いてもらえないような細かい点もこだわって弁護士(法律事務所)や司法書士などの士業の方にホームページ制作と関連サービスを提供していきたいと思います。
”こんなサービスがあったらいいな~”というものや”日常でこんな点に困っている”というものがあれば是非お聞かせください。