弁護士(法律事務所)のホームページや司法書士のホームページでSEOを行なう予定があれば,制作段階でSEOを行なうべきキーワードを調査・検討する必要があります。
SEOを行なうキーワードは以前の記事で少し触れましたが,受任率が少しでも高くなるように工夫をしていきます。
今回は弁護士(法律事務所)のホームページ制作や司法書士のホームページ制作において原稿を作成する際に注意したい点として,キーワードの出現率というものがあります。
最近の検索エンジンの精度は高くなる傾向にありますので,普通に文章を書いていれば問題ないことが多いのですが,それでもある程度の数のキーワードを意識し”SEOを行なうキーワード”が原稿本文に含まれている必要があります。
具体的なキーワードの数はサイト全体のページ数や競合の多寡,SEOの難易度などによっても異なりますが,数回程度は記事に含まれている方が良いケースが多いです。
そのため,単に記事を書くのでは無く,多少不自然な日本語になったとしても,キーワードを意識して,しつこいくらいキーワードを記事の中に含めるのもよいでしょう。
実際に,出現率ばかりを意識してホームページの原稿を作成すると,不自然になることも多いです。
文章を作成する機会の多い,弁護士や司法書士等の士業の方は気になってしまう方も多いと思いますが,コラムやブログであれば,多少不自然な文章になったとしても,熟読する人は少ないですし,あまり気にされる必要はないように思います。なぜなら,コラムやブログのページに流入してきたとしても,すぐにメインのコンテンツページに移動することが多く、コラムやブログはさらっと読む程度のアクセスが多いのです。
そう考えると,コラムやブログは”動線の確保”と割り切って,多少不自然な日本語になっても良い気がします。
もちろん,メインのコンテンツページは自然な日本語で書く必要があり,コラムやブログでも誤った日本語はまずいと思いますが,不自然な程度であれば許容範囲だと思います。
記事を書く際は少しキーワードの出現率を上げるような工夫をされてみてはいかがでしょうか?
次からは検索エンジンのペナルティの例について書いてみたいと思います。