弁護士や司法書士等の士業の方にはGmailを利用している方が沢山いらっしゃいます。
実際に私どもにお問い合せを頂くメールアドレスもGmailアドレスを入力されている方がとても沢山いらっしゃいます。
2016年12月はGmail等のサービスで比較的大規模な接続障害が発生しており,メールが利用できない時間が発生していました。
Gmailは私どものお客様でも利用者が多いため,無料版と有料版の違いなどをサポートページでも案内しています。
下記のグラフは障害の報告が多かった時間帯をまとめたグラフです。(他サイト提供)
実際に,私どものお客様でも上記の日時とその前後はメールが送受信出来ないというご連絡を複数いただきました。
Gmailのサーバーは世界中に分散されているため,全てのアカウントで障害が起こるわけではありませんが,それでも一定数の方は障害の影響を受けてしまいます。
耐障害性を考えると,どうしても有料版Gmailへの移行を検討せざるを得ないかと思いますので,有料版Gmailの特徴と移行方法を簡単にご案内します。(有料版Gmailは稼働率保証があります)
有料版Gmailと無料版Gmailの大きな違い
・耐障害性が異なる(直近では年間稼働率が99.984%です)
・リアルタイムでメールを受信出来る(POP3を使わず,メールサーバー自体をGmailで利用するため)
・規約(メールデータ等の所有権等)が異なる
・無料版Gmailに追加したpopアカウントでは利用できなかった機能が利用できる
などです。容量なども有料版は機能が強化されていますのでご興味があれば是非ホームページをご覧下さい。
有料版Gmailは宇宙人やゾンビの襲来までも想定済み?(笑)
Googleが提供しているホワイトペーパー10Pには,「宇宙人やゾンビの襲来のような空想的な危機に対する態勢もテストします。」と記載があります。
Googleにはユニークな人がとても多いので,これを本気で想定していそうで,見たときに思わず笑ってしまいました(笑)
でも,この”耐障害性に対する姿勢”は本当に素晴らしいと思いますし,あらゆる障害に備えるのはシステムの管理者としてはある意味当たり前なので私も見習おうと思います。
有料版Gmailのはじめかた
有料版Gmailはこちらから始めることができます。
料金は月額600円プラン(年間契約は500円),1200円プランがあります。
状況にあわせてお申し込みいただくことができます。
個人的には,1200円プランは弁護士や司法書士等の士業の方には必要のない機能が多いことから600円プランでも良いかと思います。
(容量が足りなくなれば特定のアカウントのみ追加することもできます)
有料版Gmailの設定
有料版GmailはGsuiteというサービスに申し込む必要がありますが,この申込にはドメインの所有権確認とDNSレコードの編集が必要になり,一般の方にはハードルが高く,万が一,誤って操作してしまうと,メールが受信出来ないだけでなく,ホームページが表示されなくなったりもします。
そのため,こちらの確認作業とDNSレコードの変更作業は既存のお客様に関しましては,当面,無料で代行させていただきますのでお気軽にご相談下さいませ。
有料版Gmailに関して,お客様からよく頂くご質問をサポートページにまとめましたので有料版Gmailをご検討中の方は是非ご覧下さい。