弁護士(法律事務所)や司法書士などの士業向けポータルサイトには様々な目的のものがあります。
大きな役割としては,
① ポータルサイトの中の事務所の案内ページが直接集客効果のあるもの
② ポータルサイトの中の事務所の案内ページからホームページに誘導するためのもの
です。
どちらのタイプのものも一長一短ですが,弁護士ドットコムなどは①と②のどちらの役割もありますね。
このようなポータルサイトのメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
このページの目次
メリット
大手のポータルサイトは沢山の広告を利用しておりアクセスが非常に多い
弁護士ドットコムのようなポータルサイトは非常にアクセスが多く,そこに掲載することは露出が増し沢山の人にアピールできるのは間違いありません。
検索が優れている
業務や分野などの検索がしやすい作りになっていることが多く,依頼者の方が弁護士や司法書士を探しやすい機能的な作りになっていますのでGoogleなどの検索が苦手な方でも自分にあいそうな弁護士を探しやすくなります。
SEOの効果があることがある
すべてのポータルサイトにあてはまるわけではありませんが,ポータルサイトに掲載することによってGoogleなどの検索エンジンからの評価があがることがあります。
※逆にペナルティを受けることもあるので,URLを掲載するときは注意が必要です。
上記の2つは大きなメリットといえると思います。
デメリット
比較されやすい
検索するユーザー側であれば,オンラインで色々な事務所を比較できるのは大きなメリットとなりますが,広告を出す側にとっては,差別化が難しい業務では比較されすぎることは良いことばかりではありません。
これはGoogleやYahoo!などの検索エンジンでも同じ事がいえますが,一度比較をされるとほんの少しのことで他に流れてしまうこともあるので掲載の仕方には注意が必要です。
価格競争に巻き込まれやすい
特に一般民事は多くの事務所が広告を出しており,事務所が密集しているような地域では価格だけで決定してしまうユーザーも多く存在しますのでどうしても価格競争に巻き込まれやすくなります。
問い合わせの質の低下
検索をするユーザーが増えるほど質の悪い問い合わせもある程度は増えてしまいますが,2017年に入ってからは特にポータルサイト経由の問い合わせの質が悪くなっていると言われています。
よく言われているメリットとデメリットをまとめましたが,ポータルサイトの特徴を理解して活用することはマーケティングの戦略上益々重要になってくると思います。
ポータルサイトに掲載している弁護士や司法書士の方は今一度メリット,デメリットを見直しつつ,費用対効果を考えてみて下さいね。
ポータルサイトに掲載しようとすると,1ヶ月あたり数万円〜数十万円はかかることが多いので,同じ広告費を投資するならもっと良い媒体や手法があるかも知れません。
私どもでは地域の特性を踏まえてお客様はもちろんそうでない方でもできる限りご質問やご相談には応じるようにしています。
お気軽にご相談下さい。
2021年のポータルサイト動向
Googleの仕様によりオーガニックトラフィックが大幅に減少しアクセスが減っており,以前ほどの集客効果がなくなりつつあります。
ご予算が許せば利用するのも一つの手だとは思いますが,ポータルに依存した集客は危険な状況です。
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