弁護士,法律事務所,司法書士事務所などの士業ホームページを制作するときに写真を掲載することをおすすめしていることとメリットについて前回の記事で書きました。
今回は写真は誰が撮影するのが良いのか,どこで撮影するのが良いのかなどを書いてみたいと思います。
結論から書いてしまいますが,作成するホームページに掲載する写真は,「ご友人,ご家族,事務所スタッフの方など普段接することの多い仲の良い人」に撮影してもらうのが一番だと考えています。
なぜなら,プロが撮影すると,緊張してしまうかたも多く,こわばった表情になったり,本来持つ人柄のよさや誠実さが表現されないことも多いからです。
過去に実際にあった事例では,ホームページをはじめて作る段階では,普段接することの多い方に撮影していただいた写真を使用して実際に問い合わせが来るようになり,「こんなに問い合わせがくるならちゃんと写真を撮り直したい」という希望をされる方がいらっしゃいました。
私は事情を説明しましたが,強い要望があったこともあり,プロのカメラマンが撮影した写真に差し替えを行ないましたが,その日以降,離脱率や直帰率が増加してしまったのです。
さらに,面白いことに,このような事例は少なくなく,プロが撮影した写真に差し替えたケースのほとんどが良い結果は出ませんでした。
そのため写真を載せるときは,掲載する写真を慎重に検討する必要があります。
プロカメラマンに仲の良いご友人がいるなどであれば,自然な表情で良い写真が撮れるかも知れませんが,写真慣れしていない方がプロカメラマンに撮影してもらうときは注意が必要だと思います。
余談ですが,私どもでは,プロカメラマンを派遣することもできますが,集客を目的としたホームページの場合は,一眼レフを貸出しており,お客様やお客様の親しい方に撮影していただくようにしています。
一眼レフというと”操作が難しいのでは?”と思われる方も多いですが,ホームページに使用しやすい写真が撮影できるように設定を行なってから貸出しを行なっていますのでご安心下さい。
(ブランディング目的などのときはプロカメラマンをおすすめするケースもあります)
また,お客様に撮影していただいた写真は改善などに使用できるようにすべてストックをしておりますので,改善が必要になっても新たに撮影しなおしていただく必要はありません。
写真は本当に奥が深いのでまた別の機会に写真について書いてみたいと思います。