法律事務所,弁護士,司法書士等の士業のホームページにおいて集客を目的とする場合,コラムやブログの重要度が益々高まっています。
ブログやコラムが重要ということは過去の記事でも案内していますが,今回の記事は最近の動向を踏まえて書きたいと思います。
このページの目次
法律事務所や司法書士事務所のホームページにおいてSEO視点でページ数が重要な理由
まず,前提として理解して頂きたいことは,
”ページ数が多い = ホームページにあるキーワードが多い = SEOができるキーワードが多い =アクセスが多い”
ということです。
したがって,ページ数が多ければ多いほど,アクセスが稼ぎやすいホームページを運用できるのです。
これは多くの方が忘れがちですが,とても重要なことです。
裏を返せばページ数が少なくSEOを行えるキーワードが少ないときは自然検索以外の流入経路を確保しなくてはならないということです。
余談ですが,某大手コンサル会社では,ホームページの最小ページ数は60ページと案内しているほどで,あながち誤りではないと思います。
(もっとも私の感覚では,ページ数は業務や地域による,というのが本音です。)
ページ数が多いとアクセスが増やしやすいことはお分かり頂けましたか?
法律事務所や司法書士事務所HPにおいて,コラムやブログのポイント
私どもが作成したホームページの多くは,ブログやコラムなどを追加する機能があります。
他社で制作したした法律事務所や司法書士事務所のホームページにもブログ機能があったりします。
これらの機能は活用しなくては意味がありませんが,SEOの視点で活用するにあたっていくつかのポイントがあります。
そのポイントとは,
① ユーザーが求めている情報を提供すること
② オリジナルのコンテンツ
③ 複数回に分けられる記事にすること
の3つです。
順番に説明していきたいと思います。
① ユーザーが求めている情報を提供すること
何年か前までは,小手先だけで特定のキーワードの順位を上げる事が容易でした。
しかし,検索エンジンの大規模なアップデートが行われるたびに小手先のSEOが通用しなくなってきており,
順位を無理矢理あげようとすると最悪の場合,検索エンジンからマイナス評価やペナルティを受けてしまうようになっています。(実際他社で制作したホームページがペナルティを受けたという相談を今年に入ってからだけでも相当な件数受けています。)
そのためこれからのSEOは,今までよりも自然に,かつ徐々にSEO施策を行う必要がありますが,もう一つ重要な要素があります。
それは,見出しの通り「ユーザーが求めている情報を提供すること」です。
最近の検索エンジンはとても優秀で”ユーザーがもとめている情報を予測”したり,ユーザーの検索履歴に応じて表示結果がカスタマイズされたりとユーザーファーストに拍車がかかっています。
少し前に私どもは面白い実験を行いました。
それは,ユーザーが求めている情報(検索者数が多い情報など)とユーザーがあまり求めてない情報(検索者数が少ない情報)の順位の推移を調べてみました。
これは非常に興味深い結果になり,明らかに前者のほうが順位の上昇が早く,しかも,実験用に公開したページ以外のページも順位が上昇する傾向にありました。
これについては改めてグラフなどで公開したいと思います。
このようにユーザーファーストな仕組みになってきていることから,公開する情報自体もユーザーファーストなものが求められていますし,今後益々求められると思います。
コラムやブログを書くときは是非”ユーザーファーストな情報なのか?”ということを自問自答してみてくださいね。
②と③については,以前の記事をご覧下さい。
あと,7月頃からGoogleの順位変動が非常に激しい日が続いています。
いくつか解っていることがあるので近いうちに書いてみたいと思います。