前回はランディングページについてを説明させていただきましたが今回はメリットデメリットについて簡単に書いてみたいと思います。
●ランディングページのメリット・デメリット
1)メリット
・”興味ひくこと”や”問い合わせ確保”だけに専念でき,SEOをするキーワードを意識しなくてもよい(広告流入を目的とするページのためSEOが不要)
・ターゲティングがしやすい
・大胆で正確な改善がしやすく,改善までの期間が通常の総合型,特化型ホームページよりも短縮できる
・ランディングページの活用方法によってはブランディングにも活用できる
・顧客獲得コスト(CPA)などを把握しやすい
・テストマーケティングしやすい
2)デメリット
・SEO対策ができない(一部のキーワードでSEOをしてもアクセス増加につながらない)
・流入経路が広告に依存するため広告費がかかる
・興味をひくことや問い合わせ確保に専念したページになるので,”派手”になりやすくなる
・解析項目が多くなりやすく,改善作業にも高度な技術を要するので広告運用や改善にはプロの関与が不可欠
などです。
上記のメリット,デメリットは一例ですが,ランディングページは,コストはかかってしまいますが,業務ごとに作成すると更に他のメリットも享受できます。
例えば,細分化した業務はターゲット層も限定的なので,特定のターゲットの感情にのみ”刺さる”ページを作成すればよくなります。
具体的には,相続放棄のランディングページを作成するというケースでは,”遺言書の作成”や”相続トラブル”などを加味せず,”相続放棄”のみに絞ればよく,キャッチコピーも相続放棄のみのことを考えれば良いのです。相続放棄を例にすれば「3ヶ月以内に相続放棄の手続きをしないと大変なことになります!」というようなイメージです。さらに,細分化するとすれば,「3ヶ月を超えてしまっても相続放棄を諦める必要はありません」というように熟慮期間経過後のターゲットに絞り込むことだって可能なのです。
※広告のキーワードでターゲットをある程度絞り込めますので上記の様なことが実際に可能です。
次回は法律事務所(弁護士)や司法書士事務所がランディングページを作成する価値のあるケースについて書いてみたいと思います。