弁護士,法律事務所,司法書士事務所のホームページ制作において,ページ数が必要なことはある程度お気づき頂けたかと思います。
今回は,法律事務所や弁護士のホームページ,司法書士の方のホームページで比較的楽に,しかも効果的なページを増やす方法を書きたいと思います。
●集客・SEOに有利な「事例」・「裁判例・判例」でページを増やす方法
Yahoo!知恵袋やOKwaveなどでは,法律的な質問がされていることを前の記事で書きましたが,今回はある特定の分野のキーワードをページを増やして補強する方法を書きたいと思います。
特定のキーワードの探し方は上記のようなQ&Aサイトなどから探すのも一つの方法です。ただ,この方法は最初は楽だと思いますが,似たような質問も多いので新しいネタ元の記事を探すのも大変になってくる可能性があります。(もちろん,分野にもよりますが・・)
そんなときにおすすめなのは見出しのような”事例”や”判例”です。
どんな風に事例や判例を活用するのかというと,例えば,”相続放棄”に関するページを沢山作りたいと考えたとします。
この時に裁判所のホームページや判例秘書などの判例を検索できるツールを利用して,キーワードを検索する方法です。
「え?そんなこと?」と思った人も多いと思います。
私どもは弁護士,法律事務所,司法書士事務所等の士業のホームページ制作,SEO,リスティング代行,コンサルティング,広告全般を扱っているので,お客様の媒体以外も毎日沢山の媒体を見ています。
もちろん,全ての法律事務所や弁護士,司法書士事務所のホームページが”SEO対策”を重視してコラムやブログなどを書いているわけではないでしょうけども,「もっとこの部分に気をつけたらSEO上いいのにな」と思うことがあります。
その気をつけた方が良い点とは「重複コンテンツ」です。検索エンジンは”重複コンテンツ”をとても嫌います。
判例をアップしている事務所の多くは,判例を原文のまま公開し,しかも,判例に対してのコメントなどがなく,ネット上に同様の記事が多く見受けられるものです。
このような記事を検索エンジンはとても嫌うのです。
ですので,判例をもとにコラムをアップするときは,引用した判例よりも文章量が多くなるように弁護士や司法書士の方のコメントをホームページに掲載したほうが良いです。
こうすることで,”独自性のあるコンテンツ”になり,重複とはみなされなくなります。
もちろん,あまり有名ではないような判例で,ネットで検索してもあまりヒットしないようなものであれば,多少引用部分が多くなっても問題ないと思いますが,慎重に扱うべきです。
検索エンジンの重複コンテンツのペナルティは皆さんが思っている以上に重いものです。
弁護士,法律事務所,司法書士事務所の方がホームページを制作した後に判例ネタのコラムを書くときは是非上記の重複コンテンツに気をつけてください。