私たちは単に士業のホームページを制作するだけでなく、「集客」に重点をおいたホームページ制作を得意としていますが、ホームページ制作会社の中にも色々な業者があることをご存知ですか?
士業のホームページ制作において
こんな不安・不満はありませんか?
お問い合わせを頂いた9割以上の方が下記にあてはまっています。
・ホームページの制作会社は何をしてくれるのか解らない
・ホームページを作るのがはじめてでフォローしてくれるか不安
・以前、ホームページを作ったが業者選びに失敗したから不安
・集客ができるホームページを作りたいのに提案してもらえない
・士業の広告ルールを遵守してホームページを作ってもらえるか不安
・ホームページが作りっぱなしで終わらないか心配
士業がホームページ制作会社の
選定で生じる「損失」
ホームページ制作会社の選定に失敗すると「経済的な損失」、「機会の損失」、「時間の損失」の他に「懲戒請求リスク」が生じます。
経済的な損失
他社からのお乗り換えでもっとも頂くご相談・ご感想のなかに「他社に依頼したら何もしてくれなかった」、「士業専門を謳っている業者なのに士業の広告ルールを全く知らなくて結局作り直したほうが良いと思った」、「安いから作ったけど全く集客ができなくて結局作り直す羽目になった」など沢山のご相談や感想が寄せられています。
経済的な損失の多くは「安かろう悪かろう」のホームページ制作会社に依頼してしまったことで生じているようです。
機会の損失
経済的な損失を被ると、ほとんどの場合で機会の損失を伴います。
例えば、弁護士や司法書士などの士業の方が集客を目的としたホームページを作ろうとした場合、その目的を達成できなければ大規模な改善を行ったり場合によってはリニューアルが必要になることもあるでしょう。
こうなると作り直したり大規模改善を行っている期間は十分な集客はできませんから集客をする機会を損失することになり得るのです。
時間の損失
機会を損失すると改善に要する時間的な損失も被ります。
しかも沢山の相談を受けてて感じることの1つに「単にホームページを制作する会社」が多く、集客やブランディングなどを行うための改善ノウハウを持ち合わせていないというケースが非常に多くみうけられ、結局弁護士、司法書士、税理士などの士業の方が自身で改善を行おうとしていたケースさえあるのです。
つまり、業者選びに失敗すると時間的な損失が非常に広がってしまうのです。
非常に恐ろしい懲戒請求のリスク
2023年のはじめころから急激に相談が急増しているのが無知なのか意図的なのかは不明ですが業務広告広告指針などのルールやガイドライン、士業種によっては会長声明などによって記載しなくてはならない事項や禁止されている表現、十分に注意しなくてはならない表現などがあり、加えてGoogleが定めるルールも存在します。もちろん法律で定められているものもありますがこれらを守っていないホームページを制作する業者が増えている印象を受けています。
そして、さらに怖いのが所属している会から書面による指導を受けている方が増えているだけでなく、景表法等の法律に違反している表現を平気で提案する制作会社もあるようです。
(昨今深刻な事象ととらえており、周知をするため別ページで詳しく解説いたします)
士業は複雑なルールが沢山あります。このルールは法律の専門家たる弁護士でさえ見落とす方が多いのが現状ですので私たちのようなホームページの制作に携わる人が気づき、提案すべきだと考えていますが、現状としてはそもそもルールの存在自体を知らないという制作会社が多いのが現状ですので十分に注意が必要だといえるでしょう。
士業がホームページを制作する際の
よくある比較対象と特徴
安価なホームページ制作会社を比較(集客用ではないHP)
下記の比較表は集客を目的としない事務所案内程度のホームページ制作会社の比較です。
なお、サムライラボは事務所案内ホームページと集客用ホームページの両方を扱っていますので事務所案内ホームページプランで比較しています。
下記の比較表のうち、ランニングコストがかからないサービスはホームページを公開するために必要なサーバーやドメインが含まれていないため、自分で用意する必要があることからトータルのコストで考えるとランニングコストは結局数千円〜数万円は毎月かかることになります。
また、特筆すべき点としましては、「セルフHP」と記載しているサービスは大枠だけ制作会社が作成し、細かい部分はマニュアルを見ながら自分でページを追加するようなセルフサービスに近いと考えた方が良いサービスとなります。
さらに、安価なサービスの多くはテンプレートを使用しておりデザイン面で自由度が低いことにも注意が必要です。Z社に関しては他社が制作したWordpressのテーマを使用しているため、もしそのテーマに不具合が起こったり開発元が開発を中止した場合などは更新ができなくなる点にも注意が必要だと思います。
気をつけなければならないのが、下記の3社は士業の広告ルールを遵守していないサイトが多く見受けられましたので、士業の方がご自身でルールを確認する必要があるとお考えいただいた方がよろしいかと思います。(各士業の連合会のルールや法令以外にGoogleやYahoo!側にも士業特有のルールがあります)
サムライラボ | A社 | M社 | Z社 | |
サービス | HP制作・ 集客コンサル | セルフHP | セルフHP | セルフ〜セミ |
対応士業 | 全士業 | 士業も多い | 行政書士が多い | 行政書士が多い |
デザイン・制作 | オーダーメイド | テンプレート | テンプレート | テンプレート |
価格帯 | 約16〜30万円 | 約6万円 | 約19万円 | 約19万円 |
ランニングコスト | 4,200円 | 4900円 | 9,900円 | 0円 |
CMS | ◎ | ○ (自由度が低い) | ◎ | ○ |
サーバー | ◎ | ◎ | ◎ | × |
最低契約期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 1年 | – |
SEO | 内部対策は○ | 簡易内部対策 | × | × |
更新作業・改善 | オプション | オプション | オプション | オプション |
記事作成 | オプション | 法律記事は× | 法律記事は× | 法律記事は× |
スマホ対応 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
集客を目的とした士業のホームページ制作会社を比較
下記の比較表は集客を目的とした士業のホームページ制作会社を比較したものです。
なお、サムライラボは事務所案内HP、集客目的のHP、コンサルティングなどを扱っていますが下記では他社の集客プランに近い集客ホームページのプランで比較しています。
また、事務所案内ホームページと同様にランニングコスト(月額料金)がかからないサービスはサーバーをお客様ご自身で契約し用意する必要があるだけでなく、ホームページのシステムをアップデートした際にサーバーとの相性が悪く不具合が生じた場合、お客様側で復旧を行うかスポットで制作会社に依頼しなければならなくなることが多いようです。
さらに、ランニングコストがかかるサービスであってもホームページの改善や集客コンサルなどの費用ではなく、あくまでもホームページの保守管理のみという会社が多いため似たような表記であっても注意が必要だといえます。
この点、サムライラボでは月額プランは複数用意しておりお客様のご要望や集客の方向性などに応じて柔軟に対応できるサービスとなっています。
また、広告ルールに関してはB社は遵守していないサイトが見当たりませんでしたが、それ以外の会社は複数のホームページで広告に関するルール違反が見つかっています。
さらに問題を感じたこととしては、(あえて名前は言いませんが)記事作成を行っている制作会社のうち一部は他のサイトの記事を盗用ないし剽窃しているところもありました。
このような記事は著作権上の問題はさることなら検索エンジンからの評価を著しく低下させ、ひいてはホームページを公開している士業事務所の信用低下につながりかねません。
サムライラボにお任せいただいたお客様のホームページの記事を盗用ないし剽窃されたことを確認した場合、大切なお客様の不利益を低減するためにもお客様にお知らせしつつ、Googleに対して著作権侵害による削除申請を行うなど厳しい対応をしています。(2022年は6件の削除申請を実施しています)
サムライラボ | P社 | R社 | B社 | |
サービス | HP制作・ 集客コンサル | HP制作 | HP制作 | HP制作・ ポータル |
対応士業 | 全士業 | 全士業 | 全士業 | 弁護士限定 |
価格帯 | 約50〜100万円 | 約60万円 | 約50〜120万円 | 24万円/ライト |
ランニングコスト | 複数プランから 選択 | 0円 | 1万円 | 不明 |
公開後サポート | ◎ | × | △ | × |
サーバー | ◎ | × | × | 不明 |
SEO | ◎ | × | × | × |
更新作業・改善 | ◎ | オプション | オプション | オプション |
広告運用代行 | プランによって ◎ | オプション | オプション | オプション |
記事作成 | オプション ※原稿案は標準 | トップページのみ | オプション | 法律記事以外 |
スマホ対応 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
競合調査・ 構成案作成 | ◎ | × | × | × |
コンサルティングを中心としたホームページ制作サービス
F社はホームページ制作会社ではなくコンサルティング会社ですがホームページを活用した集客のコンサルティングに力をいれています。
集客の考え方としては、共感できることも多いのですが商圏規模やターゲット層が異なる地域で過去の成功事例を無理やり再現しようとしているような印象を受けることも多々あります。
また、当該コンサル会社が関与・管理しているGoogle広告の設定などを度々目にしますが広告運用に関しては共感できないことが多いのが現時点での感想です。
(もちろん方針もあるでしょうけどもあまりにも広告費がかかりすぎる運用方法という印象をうけます)
私たちサムライラボでは、集客用のホームページが主軸でコンサルティングは補助的なものという位置づけということもあり、短期集中型の集客などイレギュラーな案件以外ではコンサルティングを積極的にはおすすめしていません。
なぜならコンサルティングに力をいれなくてもホームページさえしっかり作って運用さえすればお客様に満足していただける程度の集客は実現できるからです。
もちろん、限時法などの影響で短期間に一気に集客をしなければならない場合などはコンサルティングプランをおすすめするケースもありますが基本的にランニングコストはコンサル会社の10分の1以下に収まるケースが多いです。
サムライラボ | F社 | |
サービス | ホームページ制作・ コンサルティング | コンサルティング中心 |
対応士業 | 全士業 | 弁護士等 |
制作者 | 自社制作 | 外注 |
価格帯 | 約50〜100万円 | 約80〜100万円 |
ランニングコスト | 複数プランから選択 ※コンサルサービスは 月額15万円前後 | 月額20万円前後 |
公開後サポート | ◎ | コンサルに含む |
サーバー | ◎ | 自身で用意 |
SEO | ◎ | × |
更新作業・改善 | ◎ | コンサルに含む |
広告運用代行 | プランによって ◎ | オプション |
記事作成 | オプション ※原稿案は標準 | 内容による |
スマホ対応 | ◎ | ◎ |
競業調査・構成案 | ◎ | コンサルに含む |
ホームページ制作会社を比較するときは
最低限ココをチェック!
流入経路の確保:SEOの対応の有無と実力
SEOはどれだけアクセスが増えても広告費がかからない集客に欠かせない重要な流入経路の1つです。
「SEOに対応」とひとことで言っても実力はまちまちです。
さらにSEOには内部対策と外部対策があり両方する必要がありますが内部対策だけ制作時に簡易的に行い”対応している”と謳っている業者もあります。
私たちはSEOに非常に力を入れていますので、他社が制作実績に掲載しているホームページの順位なども追跡したりしていますがSEOに対応しているといっても基本的なSEOしか行っておらず上位に表示されていないホームページも多く見受けられます。
SEOに対応していると謳っている業者には是非「○○業務のホームページで広告流入を除いたオーガニック検索に限定した場合のユニークアクセスが解るエビデンスをみせていただけませんか?」と聞いてみてください。(事務所を特定できるような情報は伏せてあっても良いのでアナリティクスの画面などを見せて貰うと良いと思います)
この質問をすることで本当にアクセスが増やせるキーワードでSEOをしているかどうかとSEOの実力が解ります。
流入経路の確保:広告運用力
リスティング広告の運用を代行している会社は多いですが士業の場合、そもそもリスティング広告を利用できない業務分野もあることから士業に詳しくない業者は非常に危険です。
また、法律用語の理解がないと広告の設定もままならないためこのあたりの確認も必要だと思います。
さらに、リスティング広告の運用代行費が一律のところは中立な料金体系といえますが、中には月間広告費の○○%が運用代行費といったように広告費に一定の割合の代行費がかかる業者が存在します。
すべての業者が悪いとは言いませんが、少なくとも「無駄な広告費をクライアントに使わせることで業者が潤う」という料金体系になっていることには留意すべきだと思います。
(クライアントと業者の利益が一致しないので弁護士で言うところの利益相反のようなイメージですね)
デザインの意味:行動経済学・行動心理に基づいたデザイン
ホームページを制作するにあたり、誰でも「かっこいいデザインにしたい」とか「おしゃれな感じにしたい」と感じるものです。
しかし、士業が集客を目的にホームページを制作する場合、親近感をもってもらったり、敷居の高さを感じさせない工夫をしたり、CV(問い合わせ等)が取りやすい導線設計にする必要があります。
扱う業務、ターゲット層、商圏の特性によっては言葉は悪いですが”安っぽさ”が問い合わせ獲得の決め手になることもあるのです。士業に相談したい人は気楽に相談したいのです。
例えば「気軽にラーメンを食べたい人」に「一流料亭のような風格の建物」を見せるのと同じくらいミスマッチが生じることさえあるのです。(もちろん対事業者相手の企業法務や一定のハードルを設けたい場合などはこの限りではありません)
デザインの意味:運用効率性・分析・改善の容易さ
弁護士や司法書士の方が集客を目的にホームページを制作する場合、公開したあとのことを考える必要があります。
効率よく運用できるようにしたり、分析・改善が容易にできる作りにしてあることが絶対要件です。
この点は制作会社に「どんな点に気をつけて制作していますか?」と聞いてみるのもよいでしょう。
この質問を投げかけて「お客様の要望にあったデザインにしている」といった回答があった場合は集客のことよりもデザインを重視している可能性があるといえるでしょう。