心理に働きかける仕掛けで
コンバージョン率をアップ!
コンバージョン率(問い合わせの率)を増やすための行動経済学
下記の士業のホームページを制作する際は、ユーザー心理やユーザー環境に意識したホームページの制作をしています。
ホームページを制作する際に気をつけなければならないことは沢山ありますが,重点ターゲット層がホームページを閲覧する環境やカラーマーケティングの視点で好ましい色合い,問い合わせ(コンバージョン)を高めるボタン配置,サイト内で迷子にならないホームページの設計など様々な点に気をつけなければなりません。
総務省が2016年に行った「通信利用動向調査」では,60〜69歳までのネットユーザーは76.6%,70〜79歳までは53.5%いることがわかっており,この数字は私どもの実感とも概ね一致しています。
ターゲットの年齢層が異なると,同じ業務でも戦略や戦術が異なってくるだけでなく,受け入れられる色合いやコンテンツの見せ方なども異なります。
例えば,ある弁護士が離婚問題のホームページを集客目的で制作する場合,上記の様な高齢者層と20代後半などの若年層をターゲットとした場合では,色,デザイン,コンテンツ,ホームページの内容などは変わってくるのです。年齢層以外でも,性別,職業,地域,家族構成などによっても内容は変わってきます。ターゲット層が異なると,心理状態や悩みの種類,ニーズも大きく異なるからです。
ホームページのファーストビューにこだわります。
ホームページにアクセスしてからスクロールせずに見える範囲のことを「ファーストビュー」といいますが,弁護士や法律事務所等の士業ホームページを作成する際は,このファーストビューはとても重要です。
誤解を恐れず端的に表現するなら「パッと見たときの印象」が重要なのです。
この”印象”とはホームページのデザイン性などが基準となるのではなく,ホームページを見た人に「何を提供できるのか」を知らせることができるかどうかです。
この印象が悪いと,ホームページからすぐに離脱されてしまう割合(直帰率)が増加してしまいますので,ホームページのファーストビューはとても重要なのです。
弁護士や法律事務所などのホームページにおいては,ターゲットが何を求めているのか,優先度の高い情報で特に知らせたいものはなにかなどを考えて構成していきます。
ほかのページやコンテンツを見てもらうために,ファーストビューを工夫するといってもよいでしょう。
サムライラボはこのファーストビューを大切にします。
ホームページの色合いにこだわります
弁護士や法律事務所などの士業ホームページを制作する際に色合いにもこだわります。
色合いを変えるだけで与える印象がガラッと変わり,ターゲット層の行動までもが変わります。
色彩心理学やカラーマーケティングという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんが,色を変えただけで問い合わせをしてくる客層が変わったり,ホームページの回遊率が増加したり,滞在時間が延びたり,ひいてはコンバージョンの増加につながるのです。
そこで私たちが弁護士や法律事務所などの士業の集客用のホームページを作成する際は,基本的にはデザイン性に重点をおくのではなく,お客様のご希望を尊重しつつ,扱う業務,ターゲット層などにあわせて一番おすすめの色合いをご提案するようにしています。
そして,ホームページを改善するときに色合いを変更しやすいように工夫をしていますので,改善をする際も非常にスピーディーに行えます。
余談ですが,ボタンの色を変えただけで問い合わせの件数が約6倍に増加したケースがあるほど,色合いは重要です。
ホームページを制作するだけでなく,運営やコンサルティングまで関与している私たちだからこそ”刺さる色合い”をご提案できるのです。
メニューやボタンの配置にこだわります
弁護士や法律事務所などの士業のホームページでは,ボタンの位置や配置が非常に重要です。
ファーストビューも関係しますが,例えば,あなたが「カバン」を探すためにインターネットを検索していて,カバンに関する気になる説明文があったとします。
検索していて気になれば当然にリンクをクリックしてホームページを開くと思いますが,ホームページを開いたときに,”靴”ばかりが目立っていたら,がっかりしますよね。
パッと見て,カバンや靴など様々なものを取り扱っているということが解ればその中から目当てのものを探すことができますが,メニューやボタンの配置が悪いと,ユーザーをがっかりさせかねないのです。
私たちがホームページを作成するときは,メニューやボタンの位置を徹底的にこだわります。
特にこだわっているのは,ページのどこを見ても,必ず電話番号やお問い合わせフォームなどのコンバージョンにつながるボタンを配置することで問い合わせを確保しやすくし,さらに,一度閲覧すれば,回遊率が増加しやすいコンテンツを目立つところに置くようにしています。
そして,ホームページを公開したばかりの段階では”派手派手しくしない”ように気をつけています。
ホームページを運用していると,”このページを閲覧した後は高確率で問い合わせをしてくる”というページが解ってきますが,こういったページは目立たせたいですよね。
しかし,最初からホームページを派手にしてしまうと,このようなページを目立たせることができなくなってしまうので,最初の段階では派手にならないように気をつけています。
本当に誘導したいメニューやボタンを後から目立たせるために必要なことなのです。
SEOやリスティング広告は心理を意識します
ユーザー心理やユーザー環境に考慮しながらホームページを作成したら今度は,ユーザー心理を駆使してアクセスを増加させることが重要です。
問い合わせにつながりやすいユーザー層はどんなキーワードで検索をするのか,いわゆる,”今すぐ客”はどんな広告文や説明文が刺さるのかなどを徹底して研究しています。
私どものお客様のホームページはもちろん,お客様の競合の弁護士や法律事務所ホームページの情報やキーワードの情報を日々収集しており,その数は約2500〜3000万個以上にもなります。
この収集したキーワードなどの情報を心理的な視点で分析し,ホームページ制作やホームページの運営に役立てています。
弁護士や法律事務所などのように顧客にとってデリケートな問題を扱う業務だからこそ,単にホームページを制作するだけでなく,心理的な視点でも分析することが重要なのです。
端末にあわせて最適なコンバージョンを獲得
Googleなどのモバイルファーストインデックスなどが始まったことで,スマートフォンサイト(スマホサイト)の導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
スマートフォンサイトに対応させるには,スマートフォンサイトを用意するか,レスポンシブデザインでホームページを制作するかの2択が基本となりますが,どちらもメリットデメリットがあります。
どちらの方法でホームページを制作するかは個別具体的にご提案していますが,絶対に注意しなくてはならない点があります。
それは,モバイル環境の特質にあわせたコンバージョンの獲得です。
弁護士や法律事務所のホームページを制作する際にコンバージョンを意識しているので当然と言えば当然ですが,スマホサイトでも意識する必要があるのです。
スマホサイトを作成するときは,モバイル環境の特徴を踏まえて”電話での問い合わせ”獲得に重点をおいたホームページ制作を心がけています。
実際に,モバイルサイト導入後は電話での問い合わせが5倍以上に増えた事例も沢山存在します。
このように,ユーザーが閲覧する端末にあわせてコンバージョンを意識しなくてはならないのです。